2012年 11月 28日
仮名手本忠臣蔵 第二部
先日の第一部に続いて
千秋楽の日に観劇
【第二部】
七段目 祇園一力茶屋の段
八段目 道行旅路の嫁入
九段目 雪転しの段
山科閑居の段
大 詰 花水橋引揚の段
一部・二部あわせて全11段
なんと9時間に及ぶ一挙上演は大阪では8年ぶりなんですと
仮名手本忠臣蔵はドラマや映画でおなじみのストーリーとはちょいと違って
忠義を旗印にした復讐劇としての輪郭よりも、
むしろ、大きな運命に翻弄され、崩壊していく家族のドラマが主体?
一部では あのお軽・勘平
夫があだ討ちに参加するための金子を身を売って用意したものの
あいついで襲ってくる災難に勘平は切腹して一家は離散
第二部でも
一部で高師直に刃傷に及んだ塩谷判官を妨げた加古川本蔵とその妻子のお話
九段目の山科閑居の段
大星力弥と若狭助の家老加古川本蔵の娘小浪は許婚だった。小浪とその母戸無瀬が山科の閑居に来て、結婚を願うが、力弥の母お石に判官を止めた本蔵の娘は嫁にできぬと断られる。戸無瀬は申し訳なさに小浪ともども自害しようとする。お石は三宝に小刀を乗せ「本蔵の白髪首見た上で盃さしょう。サア、いやか、応か」と迫る。そこに「加古川本蔵の首進上申す」と、虚無僧に変装した本蔵が現れ、由良助父子の悪態をついてお石と争いになる。怒った力弥が現れ本蔵を槍で突く。そこに由良助が現れる。「一別以来珍しし、本蔵殿、御計略の念願とどき、婿力弥の手にかかって、さぞ本望でござろうの」娘の恋のためわが身を犠牲にする本蔵の真意を見ぬいていた。由良助は奥庭にある雪で作った親子の墓を見せる。覚悟のほどを示す感謝した本蔵は、死に際、由良助に小浪を嫁にと頼み、「婿へのお引きの目録」と称して師直邸の絵図面を渡す。由良助父子は師直討ち入りの作戦を本蔵に教える。本蔵は「ハハア、したり、したり、アハハハハ」と手負いの笑いを浮かべ死んで行く。力弥と小浪は夫婦になり、一夜の契りを交わして、力弥は討ち入りのため出立する。by wiki
本蔵の後妻・戸無瀬と娘・小浪
娘の為に自ら討たれる本蔵
瀕死の本蔵の前で三々九度を交わす若い二人に
ちょっとびっくりしながらも
場面は愁嘆場へと進み
あっさりと
討入りの場面ははしょって
大詰めの引き揚げの場で九時間終了
いやはや、長かったです。
途中何度か睡魔に襲われました
しかし、最後まできっちりと観劇できて良かったです。
この年では再びの機会は巡ってこないかもわかりません
物議を醸していた
助成金問題は入場者数で増減するなどど
すっきりしない結末でしたが
ここはひとつ技芸員の方々にも頑張っていただいて
一層の精進をお願いして
より良い舞台を努めていただきたいものです。
大きな期待をしております!!
新春公演も必ず見に行きますぞ~~!!
おめでたい三番叟好きですから
千秋楽の日に観劇
【第二部】
七段目 祇園一力茶屋の段
八段目 道行旅路の嫁入
九段目 雪転しの段
山科閑居の段
大 詰 花水橋引揚の段
一部・二部あわせて全11段
なんと9時間に及ぶ一挙上演は大阪では8年ぶりなんですと
仮名手本忠臣蔵はドラマや映画でおなじみのストーリーとはちょいと違って
忠義を旗印にした復讐劇としての輪郭よりも、
むしろ、大きな運命に翻弄され、崩壊していく家族のドラマが主体?
一部では あのお軽・勘平
夫があだ討ちに参加するための金子を身を売って用意したものの
あいついで襲ってくる災難に勘平は切腹して一家は離散
第二部でも
一部で高師直に刃傷に及んだ塩谷判官を妨げた加古川本蔵とその妻子のお話
九段目の山科閑居の段
大星力弥と若狭助の家老加古川本蔵の娘小浪は許婚だった。小浪とその母戸無瀬が山科の閑居に来て、結婚を願うが、力弥の母お石に判官を止めた本蔵の娘は嫁にできぬと断られる。戸無瀬は申し訳なさに小浪ともども自害しようとする。お石は三宝に小刀を乗せ「本蔵の白髪首見た上で盃さしょう。サア、いやか、応か」と迫る。そこに「加古川本蔵の首進上申す」と、虚無僧に変装した本蔵が現れ、由良助父子の悪態をついてお石と争いになる。怒った力弥が現れ本蔵を槍で突く。そこに由良助が現れる。「一別以来珍しし、本蔵殿、御計略の念願とどき、婿力弥の手にかかって、さぞ本望でござろうの」娘の恋のためわが身を犠牲にする本蔵の真意を見ぬいていた。由良助は奥庭にある雪で作った親子の墓を見せる。覚悟のほどを示す感謝した本蔵は、死に際、由良助に小浪を嫁にと頼み、「婿へのお引きの目録」と称して師直邸の絵図面を渡す。由良助父子は師直討ち入りの作戦を本蔵に教える。本蔵は「ハハア、したり、したり、アハハハハ」と手負いの笑いを浮かべ死んで行く。力弥と小浪は夫婦になり、一夜の契りを交わして、力弥は討ち入りのため出立する。by wiki
本蔵の後妻・戸無瀬と娘・小浪
娘の為に自ら討たれる本蔵
瀕死の本蔵の前で三々九度を交わす若い二人に
ちょっとびっくりしながらも
場面は愁嘆場へと進み
あっさりと
討入りの場面ははしょって
大詰めの引き揚げの場で九時間終了
いやはや、長かったです。
途中何度か睡魔に襲われました
しかし、最後まできっちりと観劇できて良かったです。
この年では再びの機会は巡ってこないかもわかりません
物議を醸していた
助成金問題は入場者数で増減するなどど
すっきりしない結末でしたが
ここはひとつ技芸員の方々にも頑張っていただいて
一層の精進をお願いして
より良い舞台を努めていただきたいものです。
大きな期待をしております!!
新春公演も必ず見に行きますぞ~~!!
おめでたい三番叟好きですから
by ykiki28
| 2012-11-28 16:04
| 観劇