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一寸先のキキ

えっ?それでも良かったの??

昨日の朝
猛暑も休憩なのか、爽やかな風が吹いていた。

9月9日重陽の節句の日、
京都は南座で市川海老蔵君の『通し狂言 義経千本桜』
午後の部を観劇

京都へ行くのは着物を着て・・・自分の中でルールみたいなもん
しかも、歌舞伎やし・・・洋服を着る選択はないでしょ!

がっ!9月はひとえ
一週目なら薄物でもいいけれど、もう二週目やし・・・

何と言っても、着物人口が多くて季節を先取りする京都人のこと
きっと衣替えに忠実やろうから、絽目の薄物着てる人なんていないよね!
だからここはやっぱり透けないひとえよね!

 
と、悩みに悩んで選択したのがこれ

えっ?それでも良かったの??_f0231785_14592614.jpg

シボシボ感のある塩沢紬・・・白地だから本来6月着用がベストだけどこの際目をつむる。
さらさらした着心地だから汗をかいてもベタベタしにくい。

そして
京都へ到着したら
すれ違う着物姿のお人たちは
みなさん、絽目の薄物をお召しに・・・
そうか~!
やはり半月くらいは柔軟に考えるべきだったのね!!

温暖化が進んで暦通りの衣替えが不可能になってきているだろうし、
杓子定規に9月からひとえとこだわる必要もいらないのね!

ちょっと、頭が固すぎたと
帰りの電車の中、汗でじっとりしながら反省したキキでありました。
by ykiki28 | 2010-09-10 15:24 | 着物